浜春椀

明日は桃の節句、ひな祭り。蛤は、対になる貝しか合わないということから、この時期、必ず祝い椀として食卓にあがります。

谷口海産の昆布と釜揚げのちりめんの白を合わせるとより、よろこんぶ(よろこぶ)、かまあげ(あがる)と旨みと美しさが増します。

桃の彩に デンブをのせました。

【材料】

◯出汁昆布 5cm

◯しいたけ軸を裂いたものひと握り

◯ハマグリ 1人あたり二個✖️人数分

◯500ml 水

◯薄口醤油 大さじ1/2〜1杯(味をみて)

◯釜揚げちりめん60g

◯人参薄切り少々

◯でんぶ 小さじ1

塩小さじ2(砂抜き用塩)

【作り方】

🅰️ハマグリを擦り合わせてよく洗う。小ボウルに塩抜き用塩をハマグリがきちんと浸かる量の水に溶かし、30〜1時間おきます。

🅱️小鍋に出汁昆布、椎茸の軸、水を入れ、弱火から焚いて 軸が柔らかく煮え、出汁が出る(水に薄く黄金色がついたら)まで。

釜揚げちりめんは この出汁が熱いうちにサッとくぐらせ、あげておきます。

①砂抜きができたハマグリを擦り合わせて、ぬめりを綺麗に拭き取ります。🅱️の鍋に火をいれ、再び煮立たせたとこへ、ハマグリを入れます。口が開いたら、すぐに出汁から取り出します。取り出した貝の身を片側の方へいれ、一つの貝に二ついれます

②①の出汁に塩気をみて薄口醤油を足し、程よく甘さを感じたら一旦火を落とします。

③椀にハマグリ、菜花、ちりめん、人参、でんぶを飾りつけ、②を再び熱くして 椀に注ぎます。

よき春をお迎えくださいね。